ロボット研究のすすめ

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夏休みも終盤に差し掛かり、研究しはじめて10月くらいに卒論の中間発表!?、どうしようと戸惑ってる大学4年生も多いのではないでしょうか?

いろいろ研究やってけるのか心配だーというお声を頂戴して、アールティとして学部4生生では何を身に着けることを期待してるのか、直接学生の方々とお話しすると皆さん納得されることが多い内容をまとめてみようと思いました。

特にロボコンをやったことがなくて、研究を始められる方に不安が強いようなので、ロボコン経験者以外を対象に書いています。

まだまだ右も左もわからない。がむしゃらに論文読めって言われて用語もわからず読んでみて、何か作ってみてといわれて手を動かす毎日だと思います。そんな不安とどきどきをお過ごしの4年生向けに、ロボットの研究のやり方をガイドに書いています。

内容としては、研究の進め方で、きっと研究室でも先生が新ゼミ生には説明しているものとほぼ同じだと思います。そして、企業は大学卒業のエンジニアにどんなスキルや経験をしてきてほしいのかもざっくりご説明しています。

資料を読んで、ご理解いただきたいことは、次の三つです。

  1. 自分で考え、調査し、完成させる力を身に着けること
  2. 自分のスキルレベルを知り、セルフマネジメントできるようになる
  3. コミュニケーション力を付ける

現代のロボットは、急激に進化しており、AIも絡んで複雑で、一人で作り上げられるステージではなくなってきています。また、黎明期だった30年前はシミュレーションでも論文になっていました。そんな時代とはことなり、実機でのビデオ報告も課せられてる現代では、実機を作り上げる力も、数式やモデルもきちんと論文化する力も、多くのスキルが必要になってきています。これは大学だけでなく、企業でも同じです。

最初は用語も概念もわからず、プログラミングスキルもプアなところから始めるのが当たり前です。効率のいいやり方だからと「できる人」のやり方をまねてもなかなか思うように進まないのは当たり前です。

皆さん、立派なエンジニアとして社会に巣立っていかれて、立派な成果を上げています。

それは実は皆さん試行錯誤しながら、ガイドにあるようなやり方で進めていたからなのです。

ぜひ、資料をご覧いただき、あきらめることなく、先生や先輩とよりよい研究ライフを送ってください。

アールティは一人でも多くのロボットエンジニアが巣立つことを期待して、皆様の研究生活を応援しています。

頑張って研究を進めてくださいね!

そして部品のご購入はアールティへ!

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