2足ロボ作ってみよう、市販部品集めて(ROBO-ONE Light参戦記)

2足ロボット

9月12日はネコ店長の誕生日&創立記念日でした。
ついでに、のりさんの誕生日パーティも兼ねてしまえというノリでケーキをみんなで食すというのが恒例。
2013-09-12 17.13.28_R
社内ルールで祝福されるヒトがケーキカットということで、カットするのりさん、それを見つめるネコ店長の図。

というわけで本題。
過去記事はこちらから

先週になってしまいますが、9月14日に「ROBO-ONE Light」に参戦してきました。
いやぁ、ハードな参戦でしたわ。

・本業ベリーハードモード突入中
・風邪っぴき(体温計使うと負けるので未測定)
・台風で古傷痛い
・五十肩
・腱鞘炎
・寝不足

なんだいつも通りだわw
ただ、今回は操縦を新人松崎に依頼していたので、彼女でも使いやすいモーションを用意してあげるというミッションがあったのです。
要件として・・・・
・機体はGR-001(6年間ノーメンテ)、無線系のみRRC-T13、R13へ換装しています。
・初めて触る2足ロボなので、直感的にわかる操縦系にする。
・安定した移動系モーション。
・確実な起き上がり
・速い攻撃モーション(できるだけ)

機体については普段からデモンストレーションに使っているGR-001(RS301、302仕様)で、6年モノが3台あったので、その中で修理が一度もされていない機体をチョイス。以前ブログで紹介したモーション作成用GR-001です。

操縦系に関しては「これ押したらこーなるよな?」っていうイメージとのギャップを減らせるようシンプルな配置に。元々RPU-11を使っているので、同時押しが出来ないので必然的にシンプルになってしまうのですが、今回はこれでOK。

移動モーションに関してもいつもみたいなスピード至上主義(?)は抑えて、安定志向かつどの機体よりも速い動きを目標にいつものモーションをチューニング。そんなにバトル強い機体ではないのでリングで自由にポジション取り出来る機動力が無いとますます厳しいです。

起き上がりについてはどこからでも2秒以内で多少傾斜があっても起き上がれるようなモーションを作成。RPU内蔵の加速度センサーを用いて、どっち向きでもボタンひとつで起き上がれるようセッティング。

速いモーションでの攻撃は操縦者が初心者であるため、思いついて攻撃ボタンを押した時にすぐ反応してくれるようなモーションを用意、戻りも速めにしてボタン連打にも対応w。

新人松崎には業務終了後に同じGR-001をもう1台用意してスパーリングを通して練習してもらっていました。ショップに常設のリングで俺を相手にワーキャー言いながらの特訓(?)を敢行、あれ? なんか俺負けまくるんですけど?
こーいうバトルとかでいつも思うのは「女性と子どもは容赦無い」ってこと、躊躇ないんですよね、アクションが。
俺らなんかだとつい「これはマズいかな?」、「こーしたほうがウケるかな」とか考えてしまって、その隙にやられてしまうんだよなぁ(泣) ここは見習おう。

そんなこんなで大会当日。
速めに舞台袖青コーナー側に陣取って新人松崎の緊張を和らげる努力と攻略法を伝授。

「とにかく背後を取る! あと相手の横で棒立ちしない!」

これだけを徹底していざ出番、第16試合です。 「カワカミさんも来ますよね?」とプチ涙目で訴えられて付き人として一緒に入場。
試合内容はsn散財さんのところで詳しく掲載されています、いつもありがとうございます。
正直惜しかった試合です。あいてのトラブルもあったのですが、背後からダウンを取り1対1のドローで延長線へ。機体的にはいい勝負できていたのですが、やはり経験値の差が出てしまい、つい相手の横で棒立ちしてしまい、そこを横パンチで倒されてしまいました。延長線だったのでここで終了。  うん、新人松崎は頑張ったよ。

俺は一本も取ったこと無いのよ(泣)

新人松崎も相当悔しかったらしく「次も絶対出る~~~!」と吠えていたので、2月の大会には参戦してもらいましょう。今度は自分で調整してみような?

今までの連載でRIC30でROBO-ONEに参戦する方向で進めていたのですが、操縦者が変わったので機体も勝てそうな要素が高いGR-001に変更してのROBO-ONE Light参戦でしたが、今回はTinyWave勢とISAMARO勢が参戦していなかったため市販機はKHR-3HVが殆どで、あとは自作機という勢力図になっていました。
だいぶノウハウが蓄積されてきたので、1kgという制約がある自作機が上位陣を占めていますが、今後本戦同様に横パンチ禁止になったりした場合また勢力図は変わっていくでしょう。比較的腕が長めな市販機がまた有利になるのかな?機体レギュレーション的に。
今回ROBOXEROが2台参戦していましたが、これは自作機扱いになっており、それぞれ腕の長さを調節して規定に合わせてきていました。
無線系が標準では赤外線となるため、対策してPCからBluetoothだったりファミコン(!)から操縦したりと工夫がされていており目立っていました。 んー、ROBOXEROが認定機体にならないのはかわいそうだなぁ、でもJO-ZERO Type2とは別機体扱いだから仕方ないのか…

来年2月の大会まで5ヶ月とちょい、次回は私も参戦したいのでまたここで記事をUpしていきます。
今回写真が殆ど撮れていないのがとても惜しいのですが、数少ない写真から今回新人松崎が一番気に入ってた機体の画像を。
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見事サンライズ賞をゲットした「テルル」、いやよく出来た機体です。なにより目立ってたw そして横に今回参戦した「6年モノ1号」が陣取って記念撮影。

参加者の皆さん お疲れさまでした。

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G-ROBOTS GR-001(RS303MR・ RS304MDサーボ仕様) RIC30 KHR-3HV Ver.2

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