NAOのお得なキャンペーンとNAO T14+Turtlebot2

商品紹介

みなさん、こんばんは。Yukiです。
今日は、NAOのお話。

アールティはアルデバランロボティクス社の第一号代理店でして、日本では一番多くのNAOを販売しています。

今回、古くからのお客様で、一番エキサイティングなリクエストをしてくださる慶応大学山口研究室のNAOの面白い組み合わせのご発注をいただいたのでそのご紹介と耳寄りなオファーの前紹介です。

慶応大学 山口研究室(WEB site)では、NAOを使ってさまざまな研究をしていらっしゃって、テレビや新聞にもたくさん取り上げられています。

山口先生からご相談いただいた今回の内容は、NAO T14(上半身のみのNAO)とTurtlebot2を接合して車輪で移動できるNAOを作りたいというご要望でした。

こんなご要望を今までいただいたことがなかったので、お見積の段階でご要望どおりのものが作れるのかどうか、安全に使えそうかどうか、まず設計検討。(アールティではお客様にロボットを末永く使っていただきたいので、設計検討してみて安全に使えそうにないものであったら、製作をお断りすることもあります。)

そして、設計検討の結果、NAO T14の中心軸とTurtlebot2の動作中心を合わせてみて、重量的にもなんとかいけそうということで、お作りしました!(もちろん、特注費用はいただいています。)

こういった移動台車付のロボットの場合、設計と実現できるかどうかの判断ポイントはここです。
1.スピードと走り出し、停止の加減速次第ではあるものの移動時に倒れないか(転角といいます。)
2.その場、回転したときにふらふらしないか(中心軸をあわせられるか?)
3.据え付けたときにプレートが割れないか?(Turtlebot2のプレートは板なので穴をあけたときにぼっこり抜けないかが心配でした。)

1. については重量バランスから考えて、Turtlebot2に比べて若干NAO T14が重いかなという程度です。下が重いほうがいいです。
2. については両方のロボットの回転中心軸を合わせることで対応しました。
3. については裏からアルミ板プレートで補強することで対応しました。

CADでデータを作り、3の補強板となるアルミ板プレートを作り、Turtlebot2のトッププレートに穴をあけて作ってみました。

そうして、出来上がったのがこれ!
それほど大きくはないものの移動台車+NAO T14の小型人型ロボットの出来上がりです。
NAO T14とTurtlebot2、特注費用をあわせても100万以内でできます。

NAOT14+Turtlebot2

トッププレートを小さい円に仕立てあげて、スカートでもはかせたらかわいいかも。

NAOは、今後、2014年1~3月ごろを目指してクラウドベースの音声認識、合成エンジンともつながる予定なので、より自然な会話を目指しています。
今でも、音声認識、合成はできますのでインターフェイスとして、またインタラクションの研究などにも便利だとおもいます。

さてさて。
また、12月中にユーザーの皆様には耳寄りなアルデバランロボティクスと株式会社アールティより、3つのお知らせがあります!(アールティ以外でご購入のお客様にはオファーできませんのであしからずご了承ください。)

1. 2014年のファーストクオーター(1~3月のどこか)よりクラウド音声認識、音声合成のサービスを開始!(こちらのソフトウェア関するアップデートは有償(メンテナンス契約更新)となり、メンテナンス契約切れのNAOは利用することができません。)
2. 日本に修理と日本語でのサポートが可能なヘルプデスクが開設されます!
3. 今回のみのお得なメンテナンスサービスのオファーがあります!

  • 日本支社ヘルプデスク開設にあたり、今回限りの特別オファーです。
  • これまで延長メンテナンスに入っていなかった方でも更新料なしで1年メンテナンスに入れます。※
  • NAO H25のVer.3.3以降が対象です。(それ以前の方は、もう部品がないのでメンテナンスが保証できません。ぜひアップグレードして下さい。)
  • 2014年1-3月はサービス期間、2014年4月~2015年3月までのメンテナンス契約期間となります。
  • このメンテナンスに入るとクラウド音声認識、音声合成のサービスが受けられます。
  • 2014年4月以降のメンテナンスだと消費税が8%なので、3%分お得!(多分、円安になるので料金はさらに上がると予想されます。どちらにしても今がお得です!)

※NAOのメンテナンスの更新(1年延長)は延長メンテナンス契約が必要。(但し、途切れた期間のサポート費も使用していない場合でもユーザーが負担する必要があります。 例: 初年度が2012年1月1日~2012年12月31日であった場合で、2013年は切れてしまい、2014年1月1日~の保守を再度継続したい場合、2013年1月1日~2013年12月31日までの期間分(途切れた分1年分、更新の1年分の合計2年分)も支払う必要があります。)

この特例の受付は、2013年12月28日正午ご注文受付分まで。これ以降の受付は更新年数分全てを申し受けることになります。

詳細は、メールにてお問い合わせ下さい!

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