2023年6月26日 発売!!
■概要
Pi:Co Classic3にEspressif Systems社のWi-Fiモジュール「ESP32-S3-WROOM-1」を搭載するためのCPUボードです。
Pi:Co Classic3に標準搭載されているCPU基板(RX631搭載CPUボード)と互換性があり、交換してご使用頂けます。
micro-ROSのサポートハードウェアであるESP32-S3を搭載することで、Pi:Co Classic3でmicro-ROSを使った開発ができるようになります。
【micro-ROSとは?】
ROS 2をマイコン上で動作させるためのフレームワークです。
移植性の高さや軽量、省メモリな動作などが特徴です。
micro-ROSプロジェクト、
社内研修ブログ micro-ROS使用例をご参照ください。
環境構築のためのインストールマニュアルを日本語で公開しています。
また、本製品でPi:Co Classic3を動かすためのArduinoサンプルスケッチ※集を
GitHubで公開しています。
 ※スケッチとは、Arduinoがプログラムに対して使う名称です。
日本語の入門テキストも付属しており、サンプルスケッチと併せて参考にすることにより、組み込みロボットとしての基礎的なロボット制御や、micro-ROSを使った可視化ツールの活用方法まで一貫して学習することができます。
 ※
入門テキストなしVer.も販売しております。用途に併せてご選択ください。
ご注意!
※本製品はPi:Co Classic3専用です。他のロボットに搭載することはできません。
Pi:Co Classic3は付属しておりません。別途お買い求めください。
■仕様
 
 
  | 入力電源(定格電圧) | 
  ピンヘッダからの供給:3.3V±10% 200mA以上 USBコネクタからの供給:5V±10% | 
 
 
  | CPU | 
  Espressif Systems ESP32-S3-WROOM-1-N16R8 | 
 
 
  | 動作周波数 | 
  240MHz | 
 
 
  | ROM | 
  384k Byte | 
 
 
  | SRAM | 
  512k Byte | 
 
 
  | SPI Flashメモリ | 
  16M Byte | 
 
 
  | PSRAM | 
  8M Byte | 
 
  
  | 寸法 | 
  34 x 37 x 14 (mm) | 
 
 
  | 重量 | 
  10 g | 
 
  | スイッチ | 
  起動モード切替スイッチ | 
 
  | ボタン | 
  リセットボタン | 
 
  | JP1パッド | 
  JP1パッドをショートするとUSB電源から生成した3.3VをESP32-S3に供給します。 
 ※ショート後は本製品をPi:Co Classic3に取り付けられません
  | 
 
  | 通信 | 
  Wi-Fi, USB | 
 
  | 開発環境 | 
  Linux, Windows, macOS | 
 
■セット内容
・ESP32-S3マイコンボード x 1
・USB Type-A - Type-C ケーブル x 1
・技適マークシール x 1
・入門テキストのダウンロードカード x 1
 ※こちらの製品は、
Amazonからもご購入頂けます。
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